ひとり起業のための合同会社 設立の流れを理解しよう

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前回のエントリーでは、合同会社のメリットや特徴についてお話をしました。今日は具体的な設立の流れをみていきたいと思います。会社の設立手続きは行政書士さんに依頼するという方法もありますが、少し頑張れば自分でもできますし、自分でやることでノウハウを取得でき、尚且つコストを削減することができます。ぜひチャレンジしてみてください。



定款を作ろう

まずは会社概要を決めて定款を作ります。定款とは、会社における憲法のようなもので、あなたの会社の骨格を取り決めるものです。具体的には、下記のような項目について定めます。

会社名
事業目的
所在地
資本金
出資者
代表者
決算期

フォーマットはWordで作ると良いでしょう。

定款のサンプルは法務省のサイトから手に入れる事ができます。その際同時に設立に必要となる申請書や添付書類についてもチェックしておきましょう。

・書類のサンプルを取得する
⇒商業・法人登記申請(法務省)
 ※合同会社は持分会社の中にあります。

印鑑を作ろう

会社名が決まったら印鑑を発注します。今はネットで注文をすると、品質の良いものを安く作ることができます。納品まで1週間ほどかかりますので、会社名が決まっているなら早めに注文しておきましょう。

・印鑑を作成する
@印鑑(会社設立3本セットがあり便利です)

(補足)
会社の設立には個人の印鑑証明も必要になりますので、個人で実印をまだ作っていない人は、この際に一緒に注文してしまいましょう。

申請書を用意して相談に行こう

定款ができた段階で、一度法務局に相談に行くことをお勧めします。法務局には会社設立の書類について指導をしてくれる無料の相談窓口があります。この際に設立に必要となる申請書や、就任承諾書などの添付書類も作成して、記載方法に問題がないかチェックしてもらいましょう。




・管轄の法務局を調べる
⇒法務局(http://houmukyoku.moj.go.jp/homu/static/kankatsu_index.html)

定款に電子署名をしよう

定款に電子署名をします。これには専用機器や住基カードが必要になりますが、しっかり調べながらやれば初心者でも案外簡単です。この項に関しましては、後日にも詳しく解説します。

資本金を入金しよう

「資本金が払い込まれた事を証する書面」として通帳の残高コピーが必要になります。と言っても会社の銀行口座はできていませんので、代表者の銀行口座に出資者(あなた)から入金があったことが分かるようにします。

つまり自分から自分に入金する、銀行口座が二つ必要になります。ひとつしか持っていない人は作っておいて下さい。尚、通帳は新品である必要はなく、少し恥ずかしいですが普段の生活費の引き落としなどが行われているものでも大丈夫です。

設立に行こう

書類が一通りそろったら設立申請に行きましょう。申請した日があなたの会社の設立年月日になりますので、思い入れがある人はうまくこの日までに書類がそろうように逆算して段取りを組みましょう。

(設立完了)登記簿を取得に行こう

書類に問題がなければ2日〜3日で無事に会社設立が完了します。なにも連絡がありませんので、あっけないものです。反対に法務局から連絡があるとすれば、それは補正(書類の修正)を求める連絡ですので、法務局に出向いて補正をする必要があります。印鑑の押し間違いや、代表者の住所間違い(住民票と完全一致していない)などが多いです。

設立後の届け出や銀行口座の新規開設

無事に会社設立が完了したら各所へ届け出をします。届け出は非常に重要ですので、必ず行って下さい。

・設立後に届ける書を確認
⇒会社設立後に必ず届出しなければいけない書類とその作成法まとめ

また、登記簿があれば会社名で銀行口座も作れるようになります。いよいよ事業のスタートです。

最後に

全体の流れに関しては以上です。各項目に関して細かなノウハウがありますので、これから順を追って解説していきたいと思います。