ひとり起業の経営資源は「情報」と「時間」

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ひとり起業のコンセプトは、小さく初めて大きく儲けること。ひとり起業として市場で勝ち抜いていくためには、一体なにが必要でしょうか?



新時代の経営資源

ひとり起業の場合、働き手である人材は、あなたしかいません。さらに、小資本で始める事が多いため「もの」「金」などの経営資源を持たない事もほとんどです。ひとり起業の場合、一般的に言われる「人・物・金」の経営資源で言えば、あなたは何一つ持ち合わせていない事になります。では、一体何を強みにビジネスを展開すれば良いのでしょうか?それはズバリ「情報」と「時間」です。

なぜ「情報」と「時間」が重要なのか?

ひとり起業の場合、ビジネスモデルとして、例えば製造業のように人や物に投資をして経営効率を高めるという考え方とは根本的に異なります。一人起業のビジネスモデルは、いわゆる知識集約型のビジネスモデルです。資本集約型、労働集約型のビジネスモデルとは根本的に異なるのです。

情報の概念

まずは情報の概念です。知識集約型のビジネスモデルでは、あなた独自のノウハウや専門的な知識を活かし、それをマネタイズ(換金)していく事が求められます。代表的なもので言えば、コンサルティングです。コンサルティングは専門的になればなるほど、市場価値が増していきます。つまりあなたが持ち合わせている情報=「infomation」ではなく「intelligence」が商品価値を生むのです。

例えば、とある企業がアフリカの企業を買収したいというニーズがあり、コンサルタントを探しています。企業買収に関するコンサルティングの専門家は多くいますが、アフリカ企業の買収に関するコンサルティングとなると、数は絞りこまれます。さらに特定の国、特定の業種となってくると、その国の法律や、業種の特性、商習慣などを理解していなければなりません。更に専門家の数は減ってくるでしょう。そこにあなたが登場します。企業買収をしたい会社の社長にとっては、あなたは願ってもいない存在。いくら高い報酬であったとしても、雇いたいはずです。情報のギャップは利益を産みます。先ほどの例は専門的なコンサルティングの事例でしたが、情報ギャップはもっと身近な所にも存在します。

  

例えば、シニア向けのパソコン教室。教えている事は、メールの送受信や年賀状の作り方など、ごく簡単な事です。しかし、シニア世代にとってはなかなか学べる機会がなく、同世代で同じ悩みを持つ仲間たちとワイワイ楽しく学び、若い優しい先生から教えてもらえる事に付加価値がありビジネスが成り立ちます。例えば家庭教師。これも情報ギャップを活かした立派な知識集約型ビジネスモデルです。知識集約型のビジネスモデルでは、利益の源泉は「情報ギャップ」なのです。

時間の概念

続いては「時間」の概念です。知識集約型のビジネスでは、「時間」の概念は切っても切り離せません。先ほどのアフリカのコンサルティングの例で言えば、専門的で付加価値が高まるという一方で、マーケットは非常にニッチです。このニッチなマーケットに効率よくアプローチし、仕事を獲得していかなければ、あなたがいくら専門的なコンサルタントでも、仕事を獲得することはできません。

また同じコンサルティングでも、工数に時間を費やすもの、1日や1時間で終わってしまうものなど様々です。あなた一人で多くの案件をこなすにはためには、ひとつひとつの案件を効率化して、時間を短縮していくことが重要です。

つまり知識集約型のビジネスモデルとは?

情報格差 × 時間効率 = 利益

となるのです。
情報ギャップを高めて付加価値を上げていく、同時に効率化や短縮化を進めて多くの顧客に多くの価値を提供する、それらの合計値が利益となるのです。

まとめ

ひとり起業のポイントは、いかに情報(intelligence)を時間効率よくマネタイズしていくかです。あなた過去に悩み困ってきた経験、あなた過去に乗り越えてきた課題、成功体験が、お金を生む資産となります。あなたはどんな情報をお持ちですか?ぜひ、ひとり起業に活かしてみてください。