【腱板断裂】痛みの原因と症状・薬物療法・運動療法・手術とリハビリ(NHKきょうの健康)

腱板断裂の痛みと治療法



腱板断裂(けんばんだんれつ)とは?

症状 肩や腕を動かすと傷んだり、夜寝るときに肩が痛むなどの特徴がある。腕が上がらないなど五十肩と似た症状がある。
原因 上腕骨の骨頭(こっとう)に付いている腱板が傷ついたり、切れたりする。
完全断裂と不完全断裂 腱板が完全に切れてしまう「完全断裂」と一部が切れてしまう「不完全断裂」がある。
なりやすい人 利き腕の肩に痛みが出やすい。テニスや野球などスポーツで腕を激しく動かす人、仕事で思い荷物を持つ人など。

腱板断裂の治療法

薬物療法 非ステロイド性消炎鎮痛薬やステロイド薬によって痛みを緩和する。
運動療法 痛みが和らいだ後に運動療法を行い他の患部を鍛えるなどして断裂した患部の負担を減らす。
手術の検討 薬物療法や運動療法を続けても良くならない場合は手術も検討する。

腱板断裂の手術治療

直視下術 肩を切開して断裂した部位を直接見ながら腱板をつなぎ合わせる。手術時間が短く、腱板をより強固につなげることができる。リハビリテーションを早く開始できる。
関節鏡下手術 肩に小さな孔(あな)を開けて関節鏡や手術器具を用いてモニターを見ながら手術する。上腕骨骨頭にアンカー(ねじ付きの糸)を差し込んで腱板をつなぐ。傷が小さく感染症などのリスクが少ない。

腱板断裂の退院とリハビリ

術後の退院 どちらの手術後も3日〜4日で退院できる。ただし腱板が完全に繋がるまで時間がかかるまでしばらくは安静にする。
リハビリ 退院後は整形外科に定期的に通いながら慎重にリハビリを行う。術後4ヶ月〜6ヶ月後には自分で腕を上げたり軽めの荷物なら持ち上げることができる。