なぜ近畿大学は「志願者日本一」の勝ち組なのか?

少子高齢化が叫ばれる一方、新設大学が増え続ける中で、近畿大学が志願者数3年連続1位を達成し話題となっています。

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マグロだけじゃない! 志願者数日本一を支える近大の魅力〈週刊朝日〉

激しい受験者獲得競争の中の「勝ち組」とも言えますが、一体なぜ近畿大学の志願者が多いのか?気になったので調べてみました。



なぜ近畿大学は志願者1位なのか?

もともとマンモス大学

近畿大学は昔から西日本を代表する巨大大学として知られており、文系、理系、医学部など多数の学部を抱えています。現在は5万人以上の学生が在籍しており、2015年度のセンター試験の受験者数が約55万人なので、その巨大さが伺えます。

キャンパスは東大阪の本部キャンパスに加え、奈良、大阪狭山、和歌山、広島、福岡など西日本各地に所在しており、非常に多くの学生を受け入れる受け皿があることがわかります。

幅広い受験者層

偏差値が高い早慶、やや偏差値が高いMARCH(明青立中法)などに比べ、近代は偏差値で言えば中盤のボリュームゾーンに当たります。




本命、滑り止め、挑戦、あらゆる層に志願者が分布していることも原因と思われます。

産学連携

近年の近大を象徴するのが「近大マグロ」。稚魚を天然から捕獲して養殖した通常の蓄養マグロと異なり、養殖施設で人工孵化した完全養殖マグロは、2014年から豊田通商と連携によって商品化され、話題となりました。

それ以外にも、「近大マンゴー」「うなぎ味のナマズ」「近大ブリ」コラーゲンを配合したヘアウォーター、スターバックスと連携した「バイオコークス」など、様々な実験がなされています。

外部からの研究資金も豊富で、優れた研究や教育環境を実現できると言います。

広報力

同大学のOBである「つんく♂」さんがプロデュースするパフォーマンスグループ「KINDAI GIRLS」や、ド派手な入学式が注目されています。

2015年に咽頭癌の治療のため声帯を摘出して声を失ったことを公表した「つんく♂」さんですが、2015年、2016年と2年連続で、自ら新入生に熱いメッセージを送った姿がメディアでも取り上げられていました。

また、大学は就職に力を入れているというイメージも強く、高校の先生や生徒からの期待と評価も高いと言います。