【まとめ】伊勢志摩サミットの概要・見どころ(解説動画あり)

伊勢志摩サミット

今月26日(木)・27日(金)に開催が予定されている「伊勢志摩サミット」に関するナレッジをまとめてご紹介します。



サミットとは?

サミットとは 先進国首脳会合。一般的にG7首脳会合を指す。毎年1回、各国の持ち回りで開催されている。
G7とは Group of Sevenの略。日本、アメリカ、カナダ、イギリス、イタリア、ドイツ、フランスの7カ国が参加している。
参加メンバー サミット参加はG7各国首脳に加え、欧州理事会議長欧州委員会委員長が参加し、2日間の日程で議論を行う。
G8との違い G8は、G7にロシアが加わったもの。しばらくG8でサミットを行っていたが、ウクライナ情勢をめぐる問題によりロシアはG8参加停止。2014年以降はG7で開催している。
サミット開催の経緯 1970年代に起きた第一次オイルショックなどの諸問題に対処すべく、先進国の首脳が集まり世界経済などを話し合う場として開催。現在は国際諸問題を幅広く議論している。
第1回サミット 1975年、フランスのジスカール・デスタン大統領(当時)の提案によりパリ郊外のランブイエ城にて開催された。日本からは三木武夫首相(当時)が参加。
前回の開催地 2015年はドイツ・バイエルン州の山岳リゾート「エルマウ城」にて「G7エルマウ・サミット」が開催された。
過去の日本での開催 過去には東京で3回、2000年に「九州沖縄サミット」、2008年に「北海道洞爺湖サミット」の合計5回開催されている。
中国は参加しない 中国は経済大国であるが、共産主義国家であるため参加していない。そもそもサミット開始当初は西側諸国とソ連を始めとする社会主義国家との東西冷戦時代でもあった。

伊勢志摩サミットの概要・注目ポイント

日程 2016年5月26日〜27日に首脳会合が実施される。
関連会合 首脳会合に前後して、4月〜9月に全国各地で外務大臣会合、財務大臣会合などの関連会合が開催される。
開催場所 三重県志摩市の「賢島」にて開催。会合開催は「志摩観光ホテルクラシック」、首脳陣が宿泊するのは「志摩観光ホテルベイスイート」。
議題とテーマ 「世界経済・貿易」「政治・外交問題」「気候変動・エネルギー」「開発」「質の高いインフラ投資」「保健」「女性」の7つ
シェルパ 主要テーマの議論は「シェルパ」と呼ばれる各国首脳の補佐役が事前に下打ち合わせを行っている。従って当日は議論の場というより確認の場に近い。(「シェルパ」は登山の案内人を指す。)
注目すべき内容 日本にとっては、経済諸問題の話し合いを受けて、安倍総理が消費増税予定通り実行するのか、あるいは先送り凍結を判断するのか注目される。また、中国の南シナ海軍事拠点化、世界中で問題となっているタックスヘイブン(租税回避地)問題も注目される。
首脳宣言書 2日間の議論の成果物として首脳宣言書が発表される。
本音トーク 会議そのものより、各国首脳が直接対面することでなされる「本音トーク」が注目される。コーヒーブレイク時や晩餐会での首脳同士のコソコソ話に意味がある。
オバマ大統領の広島訪問 サミット終了後、オバマ米大統領の広島訪問が予定されている。現職の米大統領が原爆投下地を訪れることは初めてのことであり、被爆者と面会するのか、またどういったメッセージを発信するのかなども注目される。オバマ大統領は「核なき世界」の演説でノーベル平和賞を受賞している。当日は安倍首相も同行する。
移動手段 各国の主脳は、名古屋のセントレア空港に到着後、日本が用意したヘリで移動する。悪天候の場合は車を使って陸路移動。アメリカはヘリ及び車を自前で用意する。
警備体制 テロ警戒のため2万人体制で警備を行う。開催地の賢島では、一週間前から地元住民でもIDカードがなければ入れない。同時に人が多く集まる東京、大阪、京都、名古屋なども警備体制が強化される。
晩餐会 地元食材を使ったフルコースディナーや、提供されるお酒も毎回注目される。三重県は山海の幸が豊富。松阪牛などの提供が予想されている。

動画で分かる G7 伊勢志摩サミット