【舛添要一】東京都知事の逮捕の可能性は?議会の不信任決議は?

現在、政治資金の私的流用や虚偽記載の疑惑が報道されている舛添要一東京都知事。

辞任や解任を求める声があがっていますが、逮捕都議会による不信任案決議により失職させられることも考えられます。

今日はその可能性について整理してみました。



逮捕の可能性

今現在、舛添知事にかけられている疑惑は「政治史資金規正法」の違反です。しかし、この政治史資金規正法は「ザル法」とも呼ばれ、実際は抜け道だらけ。

特捜が動き出したという声もありますが、今のところ、逮捕・起訴の可能性は低いと見られています。

難しい理由 政治資金規正法は抜け道が多い。報告義務があるだけで、資金の使い道に規制があるわけではない。公私混同で立件するのは難しい。
猪瀬前知事や田母神氏の場合 猪瀬前知事や、舛添氏の対立候補であった田母神氏は公職選挙法違反で立件された。

都議会による不信任案可決の可能性

議会の4分の3以上の出席、3分の2の賛成により、不信任案を可決することもできます。しかし後任選びなどの関係から、議会が動き出す可能性は低いとされます。また、不信任案の決議を受けて、知事が議会を解散させてしまう可能性もあります。


参議院選挙前 2016年夏は参院選が控えている。もしかしたら衆院選も加わりダブル選挙となる可能性も。与党の自公政権としても、トリプル選挙となると候補者の擁立に苦労する可能性がある。
次期選挙を見据えて 今再選挙をすると、次回の改選が4年後。2020年オリンピック直前
後任候補が怖い 噂されるのは橋下徹氏など。しかし議会や職員にとって橋下氏の存在は脅威でもある。
議会解散の可能性も 都知事は議会を解散することもできる。議会の再選挙となってしまう可能性もある。

議会は恐らく動かない

今選挙をすると次回改選が東京五輪直前となってしまう。それなら2018年の舛添氏の任期満了時に改選をした方が良い。

また、現在取り沙汰されるような後任候補に引っ掻き回されるより、反省して弱り切った舛添氏の方が、かえって都合が良いと考えている人が多いとする見方が優勢なようです。

【追記】6.14 あまりにもひどい知事の状況に、野党を中心に不信任案が提出されることが濃厚となりました。さらに与党でも、これを見過ごした場合の参院選への影響も考慮して、不信任案に同調する動きを見せています。15日の本会議でどのような採決がなされるか注目が集まります。