松阪牛・伊勢牛?サミット晩餐会メニュー・手掛けるシェフは?

伊勢志摩で開催するG7サミット先進国首脳会合。

初日の夜には各国の首脳を交えた晩餐会が行われますが、そこで提供される食事メニューにも注目が集まります。



過去のサミットの晩餐会のメニュー

過去に日本で開催されたサミットでも、地元食材を使った料理が提供されています。

2000年 九州沖縄サミット晩餐会のメニュー

・オマール海老と海ぶどうの島ウコン風味ゼリー寄せ
・鵞鳥の肝、子牛胸腺、鳩肉の湯葉巻き ミミガーと香草サラダ添え
・朝採り琉球野菜の冷たいスープ、島ういきょうの香り
・赤仁ミーバイの薬草ソース2種 沖縄特選青パパイヤ、島らっきょう、豆腐ようの出会い
・口直し さんぴん茶のシャーベット
・石垣牛ロース肉網焼き、ソースOKINAWA 松茸と紅イモ・黒米の衣揚げ添え
・ワイン、泡盛など

2008年 洞爺湖サミット晩餐会のメニュー

・八寸 七夕飾り(和牛冷しゃぶ昆布風味アスパラ・ごまクリーム、

・トマト・大葉の蛤スープ寄せ、とろアボカド醤油ゼリー など)
・オホークツ産毛ガニのビスク”カプチーノ”
・きんき塩焼き たで酢
・白糠産、乳飲仔羊肉のポワレ香草風と仔羊鞍下肉のロースト、
セップと黒トリュフ風味、仔羊のジュと松の実オイルのエマルジョンソース
・熟成チーズ各種とラベンダーの蜂蜜、ナッツのかるいカラメリゼ添え
・ファンタジーデザートG8
・コーヒーと果実と野菜のコンフィ

伊勢志摩サミット晩餐会の食材は?

開催地の伊勢志摩が位置する三重県は、松阪牛や伊勢エビなど、山海の幸が非常に豊富です。かつて「美し国(うましくに)」という観光PRもなされていました。当日は、一体どんな食材が使われ、どんな料理にアレンジされるでしょうか?

松坂牛 大本命のブランド牛。海外へ売り込みたいが輸出体制が整っていないのが現状。
伊勢牛 こちらも噂される。松阪牛に比べブランド価値は劣るが地元では人気の和牛。
伊勢海老 海の幸大本命。海外のオマールエビに負けない品質。
アワビ こちらも本命。特に会場の志摩観光ホテルはアワビのステーキが名物。
獺祭(お酒) 近年人気沸騰中。安倍総理の地元山口県の日本酒。総理も大好きとのこと。

和牛人気、大本命は松阪牛

世界的に和牛の人気が高まっています。大本命はやはり松阪牛。同じ和牛の神戸牛が世界的に知名度を高める中、松阪牛もサミットを機会に海外進出を図りたい考えで、地元からも積極的に外務省に働きかけていたようです。

しかし松阪牛は、欧米基準の処理施設の問題などから、まだ輸出体制が整っていないという問題もあります。

  

伊勢牛は、松阪牛登場以前からある国産黒毛和牛。伊勢牛を提供する地元の名店「豚捨(ぶたすて)」は東京駅のKITTEにも進出しています。

料理を手掛けるシェフは?

志摩観光ホテルの総料理長樋口宏江氏
料理を手掛けるシェフは、志摩観光ホテルの総料理長樋口宏江氏。2014年に同ホテルグループ初の女性総料理長に就任し活躍しています。

樋口シェフの手により、いったいどんな料理が提供されるでしょうか?楽しみですね。

追記:当日提供されたメニュー

当日提供されたメニューは下記の通りでした。

ワーキングディナーのメニュー


・海の幸 トマトの魅力をさまざまな形で
・伊勢海老クリームスープ カプチーノ仕立て
・鮑のポワレ あおさ香る鮑のソース
・伊勢海老ソテー ポルト酒ソース 米澤モチ麦のリゾットとともに
・伊勢茶の香りをまとわせた松阪牛フィレ肉 宮川育ちのワサビを添えて
・ミルクチョコレートと柑橘のマリアージュ コーヒー,紅茶 またはエスプレッソ

ディナーで提供されたお酒

・【乾杯酒】半蔵 純米大吟醸 / 大田酒造(三重県 伊賀)
・【白ワイン】ヴィラデスト ヴィニュロンズ リザーヴ シャルドネ2014/ヴィラデストワイナリー(長野県)
・【食中酒】瀧自慢 辛口純米 滝水流(はやせ)純米酒 / 瀧自慢酒造(三重県 名張)
・【赤ワイン】シャトー・メルシャン 椀子(マリコ) ヴィンヤード オムニス 2012 /
・【デザートワイン】メルシャン(長野県) 登美ノーブルドール1990 / サントリー山梨ワイナリー(山梨県)

伊勢エビ、アワビ、松阪牛、伊勢茶と、伊勢の食材をふんだんに使ったディナーだったようです。お酒は安倍総理の地元の山口のお酒ではなく、やはり地元の三重県の日本酒。そして日本を代表するワイン産地の山梨、長野からワインが出されたようです。

出典:G7伊勢志摩サミットにおけるおもてなし(26日ワーキング・ディナー)

晩餐会はなくなった?

尚、現在ではサミットのディナーは「晩餐会」ではなく、「ワーキングディナー」と言うそうです。食糧危機などを含む世界の諸問題を考える会合に、豪華なディナーはいかがなものかという考えから、「ワーキングディナー」と位置づけているとのことです。

参考:なぜサミットから晩餐会は消えたのか。転機は洞爺湖サミットだった