G7伊勢志摩サミット総括、首脳宣言書を発表、得られた成果は?

5月26日〜27日の2日間で開催されたG7伊勢志摩サミット(先進国首脳会合)が無事に閉幕。世界経済の均衡ある成長を目指した「G7伊勢志摩首脳宣言書」が採択されました。

これを受けて、既に飛ばし記事が多数出ているように、安倍総理は近いうちに「消費増税再延期」を発表すると思われます。



G7伊勢志摩経済イニシアチブ

採択された首脳宣言書は、公式ページにて公開されています。

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公式 G7伊勢志摩サミット成果文書

G7伊勢志摩経済イニシアチブ」として、世界経済、移民及び難民、貿易、インフラ、保健、女性、サイバー、腐敗対策、気候、エネルギーの分野での方針が取りまとめられています。

成果に乏しい?

内容はほぼ専門家たちが事前に予想した通りです。というのも、サミットの主要議題は「シェルパ」と呼ばれる各国首脳の補佐官達によって事前調整がなされています。首脳たちはその確認をしているに過ぎません。

(「シェルパ」:登山の案内人の意味。サミットを「頂上会議」と捉え、その道案内をする意味からそう呼ばれる。)


サミット開催後、マスコミ各社でなされる報道の中に「協調を確認したが、新たな議論は無く成果に乏しかった。」といった論調のものがありますが、サミットの本当の成果は、公式声明ではなく首脳たちの本音トークにあります。

サミットを開催する本当の意味は?

サミットは単なるお祭りではありません。サミットを開催する意味、本当の成果は、記者達の入れないところでしている「首脳たちのコソコソ話」に重要な意味があると言われています。

安倍首相は通訳を介さずとも、英語で各国の首脳たちと会話することができます。今回のサミットで、安倍首相は、休憩時間などに一体どんな話をしたのか?そこに今回のサミットの重要な成果が隠されているはずです。

オバマ大統領の広島訪問

サミット終了後、安倍首相と米オバマ大統領は広島に向かい、原爆死没者慰霊碑に献花をして、スピーチを行いました。

オバマ大統領と安倍首相

現職の大統領として原爆投下地を訪れるのは初めてのことであり、日本の戦後史に刻まれる、歴史的な瞬間となりました。

サミットの直接的な成果ではありませんが、今回の米大統領の広島訪問は、今後の日米関係を考える上で、大変深い意味があったことは確かです。