【リオ五輪】オリンピック大丈夫?ジカ熱・治安悪化・危険度は?

リオ五輪・ジカ熱大丈夫?
今年ブラジルで開催される2016年夏期リオデジャネイロオリンピックに関して、一部では大会延期を求める声なども出ています。今回は不安視される要因についてまとめてみました。



ジカ熱で五輪開催不可能に?延期を求める声も

一番の問題はジカ熱問題。ブラジルで大流行しており、感染が危険視されています。

ジカ熱が大流行 ブラジルでジカ熱が流行している。ジカ熱は蚊(か)が媒介する感染症。日本で流行ったデング熱にやや似ている。
症状 デング熱よりやや軽症だが、発熱、筋肉や関節の痛みがある。
妊婦が感染すると危険 ジカ熱は妊婦が感染すると「小頭症」の赤ちゃんが生まれてくるリスクがあり問題視されている。
ワクチンがない ワクチンはまだ開発されていない。
世界中に広まるリスク 五輪期間中は世界各国から人が訪れる。万が一現地で感染したまま帰国すると大変。
潜伏期間 潜伏期間は3日〜12日程度。現地で症状がなくとも帰国後に症状が出ることも。
蚊が飛行機に乗り込む可能性も 媒介する蚊が人や荷物に紛れて国境を超えてしまう可能性も。ただし、通常は飛行機や空港では入国時の検閲で消毒して対処している。
危険視している専門家も 今年5/28、世界各国で構成された150名の専門家グループがWHO(世界保健機関)宛に「五輪の延期または開催地変更を求める署名入りの公開書簡」を送った。
WHOの反応は? WHO側は「大会を延期したり中止したりする公衆衛生上の理由はない」と意見を退ける声明を発表した。
ブラジルの対応 五輪開催時のブラジルは南半球のため冬季にあたる。蚊の繁殖が比較的弱まる時期でもあり、さらにそれまでに消毒をするなどして対処する方針。

参考:リオ五輪、開催地変更か延期をジカ熱で専門家150人が公開書(AFP)

参考:WHO声明、夏季五輪ブラジル開催はジカ熱流行に大きく影響せず(ニューズウィーク)

政治家の汚職・大統領不在で五輪開催?

今年に入り大規模な政治汚職が明るみに。内政がガタガタの状態で安全対策は出来るのか不安視されています。

政治家の大規模汚職が発生 国営石油会社ペトロブラスを舞台にした会計不正操作と政治家達の大規模汚職が明るみに。
大統領は職務停止に 渦中のジルマ・ルセフ大統領は弾劾裁判にかけられ180日間の職務停止に。
暫定政権のまま五輪突入 これを受け、テメル大統領代行(副大統領)暫定政権が発足。大統領不在のまま五輪を開催することになる。
政治の混乱でジカ熱対策は? こうした政治の混乱の中で、ジカ熱対策が十分にできるのか不安視される。

治安悪化・安全面で疑問視

五輪開催期間中は多くの観光客が訪れますが、治安面や安全面で不安視されています。

経済悪化 かつて好調と言われていた経済が失速。2年連続のマイナス成長に。インフレ進行、失業率の悪化、貧困の拡大が進行中。
治安や衛生面の悪化 貧困の拡大により治安が悪化。強盗盗難が相次いでいる。衛生面も悪化している。
デモや反対運動も こうした状況下で五輪開催に対する反対運動やデモも起こっている。
警備が手薄 国内景気が悪化したことで警察官をはじめとする公務員の給料が支払えない事態に。一部ではストライキも起こっており、しっかりとした警備体制がなされない可能性。
スマホは即盗まれる スマホは高値で売れるため最も狙われる。歩きスマホをしていると手を叩かれ盗まれる。町中でスマホを見たりしないこと。

まとめ

事前情報だけ聞いているとかなり危険とわかります。もし現地へ応援に行かれる場合は外務省のホームページは少なくともチェックをしておいて下さい。

外務省海外安全ホームページ(ブラジル)