【どうなの?】選挙フェス・三宅洋平の当選の可能性(信頼できる?危険視する声も)

三宅洋平の当選の可能性は?
いよいよ今週末に迫った2016年参議院選挙について、東京選挙区から立候補している三宅洋平氏の「選挙フェス」と呼ばれる選挙演説がFacebookやTwitter上でシェアされ話題になっています。個人的にはカルトっぽい危険性を感じます。



三宅洋平とは

三宅洋平
(みやけようへい)
日本の音楽家・政治活動家・社会活動家。ベルギー生まれ。早稲田大学第一文学部卒、元リクルート社員。政治団体「日本アーティスト有意識者会議」代表。
2016年参院選に出馬 無所属で東京選挙区から出馬している。
過去にも出馬している 2013年の参議院選挙では「緑の党」の推薦を受けて比例代表で出馬。17万票の個人票を得るが「緑の党」に議席が割り当てられず落選。落選した候補の中で最多得票だった。
選挙フェス 渋谷や秋葉原などの人が多く集まる駅前で「選挙フェス」と名打った音楽と演説をコラボしたような選挙運動を展開。
You Tube の再生が40万円回超え 演説する様子を写したYouTubeの動画再生回数が40万回を超えている。
著名人も支援している 無所属で立候補しているが「生活の党と山本太郎と仲間たち」の山本太郎が応援演説をしている。その他、SUGIZO(LUNA SEA、X JAPAN)などの著名人も応援に駆けつける。鳩山由紀夫の名前も。

三宅洋平の選挙公約

演説で本人は「中立」を主張するが政策は明らかに。応援人に鳩山由紀夫氏の名前がある部分でも、ご察しの方も多いのではないでしょうか?

・STOP!改憲2/3議席
・脱被ばく 測りまくる日本
・消費税やめて富裕税を
・原発即時停止
・廃炉ビジネスの透明化
・TPP入らない
・教育の無償化(幼・小・中・高・大)
・戦争よりも災害に強い自衛隊
・基礎控除を38万円→120万円以上に(ベーシックインカム)
・破壊から再生の公共事業へ
・R水素、小型風・水力などの地域発電を振興
・環境第一(憲法に生態系の権利を)
・動物殺処分0!
・最低賃金の大幅引き上げ
・オーガニック革命(有機・自然農の推進)
・1億万耕(農教育の制度化)
・保育・介護の社会化の徹底

政策ビジョン/三宅洋平オフィシャルサイト

選挙フェスに賛否両論

賞賛する意見 「今まで政治に興味無かったが、三宅洋平の演説を見て変わった」「純粋な目をしている」「渋谷で1万人の聴衆を集めた」など賞賛する書き込みもある。TwitterやFBでのシェアも多い。
批難する意見 公約がでたらめ」「オカルトっぽい」など疑問視する書き込みも。知識人達の中では、若い世代は雰囲気に飲まれないように注意する書き込みも。

経済評論家の上念司さんは、下記のように批難。

ブロガー議員として有名な東京都議会議員のおときた駿氏は下記のように警告

率直に申し上げて、選挙フェスや三宅洋平候補の主張には懐疑的な部分が沢山あります。
政策的なものには個別に触れませんが、例えば安易に「陰謀論」に走る姿勢。

「政治のことは何も知らないけど、三宅洋平さんで初めて興味を持ちました!応援します!」という人たちに、一つだけ伝えたい重要なこと/おときた駿オフィシャルブログ

著名ブロガーのイケダハヤト氏は「支持する・しないは個人の自由だが、自分は支持しない」と書き込み。

  • 支持できない理由は…(中略)「内海聡氏の発言」を擁護していると取れる投稿をしている点。
  • 内海聡というお医者さんが、「障害者の親は、障害児を生んだことを一生反省しろ」というトンデモ発言を投稿し、炎上。
  • (三宅氏は)「炎上の仕方に疑問がある」として、内海氏の発言を擁護しているように読めるコメントをFacebookに投稿。

三宅洋平氏を支持できない理由。/まだ東京で消耗してるの?(イケダハヤト)

第二のオウム真理教の危険性」と書き込むブログも。

私からすれば、オウムが巨大化していったのとダブって見えて、
とても危険を感じますが・・。

「選挙フェス」「ROCK THE VOTE」が生みかねない3年後の「第二のオウムの危険」/目が覚めて思うこといろいろ

若者の心に訴えかけて陶酔させて行く手法、既得権益の「陰謀」を語る点では、かつてのオウム真理教に共通していると私も感じました。

(オウム事件:80年代後半〜90年代に多くの若者を取り込んで拡大した「オウム真理教」は、最終的には国家転覆を企てた凶悪なテロリスト集団になっていた。凶暴化したキッカケが選挙。惨敗した結果を「国家の陰謀だ!」として国家転覆を図った。)

カルト的な選挙活動を展開

演説動画

演説の一節より

もう地球からすげえ「バッドバイブス」が出ちゃってて。これは一つのスピリチュアルな「メタファー」かもしれない。

スピリチュアルに訴える選挙演説 三宅氏の演説を聞いていると政策そのものよりスピリチュアルに訴えているのがわかる。夕刻の時間帯やバックミュージックを流す演出も巧妙。若者を狙った選挙戦術が見て取れる。

当選の可能性は?

前回の参院選では? 2013年参院選では、三宅氏は比例区で出馬・落選候補の中で最多の17万票の個人票を得ている。
当選に必要な票数は? 前回の参院選の東京選挙区の当落ラインは約60万票
今回の参院選は定数が1議席増える 一票の格差是正により今回から東京選挙区は1議席増加する。よって当落ボーダーラインもやや下がる
18歳選挙権の動向 新たに加わった有権者と若者をターゲットにした選挙戦術が三宅氏に有利に働く可能性もある。

前回の選挙で比例区から個人で17万票を獲得している点を考えると、必ずしも泡沫候補と言い切ることはできません。尚、前回は山本太郎氏は66万票を獲得して当選。今回、三宅氏が良い戦いをする可能性は十分にあると思います。

雰囲気に飲まれず・しっかり候補者を見極める必要がある

「選挙フェス」はエンターテイメントショーなら良いですが、政治活動となると私はかなり嫌な感じがします。

政策においても、個人的には全く支持できません。「最低時給1500円」や「オーガニック革命」など聞こえは良いですが、そんなことしたら食料価格が高騰して多くの人が苦しむ事になります。結局、得するのは彼らが敵視している官僚や既得権益です。

農業の義務教育化と言いますが、そもそも東京には農地がありません。本人のカリスマ性は認めますが、政治家としてはいかがなものでしょうか。

また、検証はできませんが、TwitterやYouTubeの書き込みも同じような表現が多いことから「ひょっとしたらステマでは?」と思う部分もあります。

追記:
結果はあっさり落選でしたね。選挙フェスという「都市伝説」について、下記の記事の解説が非常に分かりやすかったです。

フェス感覚で盛り上がることを自己目的化しただけの「パリピ(パーティーピープル:派手なイベントやフェスが好きな若者層)」たちの多くが、実態なき支持層にしかなりえなかった、という現実だ。

<三宅洋平氏落選>実態なき支持層が産み出した「選挙フェス」という都市伝説