【支持率推移】2016米大統領選の予想・最新世論調査結果のまとめ|アメリカ大統領選挙

大統領選支持率推移

  • 2016年アメリカ大統領選の本選が迫っている。
  • 世論調査による支持率推移をトピック別にまとめると下記の通り。
  • 最終結果が出る運命の日は11/8(火)(日本時間は翌9日(水))。最後まで何があるかわからない。

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米大統領選・世論調査による支持率の推移

2016年アメリカ大統領選挙支持率推移をまとめてみたいと思います。世論調査は、調査するメディアにより調査手法や結果も異なりますが、今回は推移を観察するために、日本のNHK大統領選特設サイトでも採用している「リアル・クリア・ポリティクス」の世論調査の経過を見てみます。

「リアル・クリア・ポリティクス」は、全米で行われている様々な世論調査を平均化して発表しているため、比較的偏りが少ないと言われています。

主なトピック別に推移を見ると下記の通りです。

7月28日の後(両候補の党大会終了後)

共和党の民主党の党大会終了後。トランプ氏、クリントン氏の両者が大統領候補として正式に指名された後の支持率は拮抗していました。

クリントン:44.3%
トランプ :44.3%

8月初旬(トランプ発言の後)

イラク戦争の戦没者を批判した発言をめぐり、退役軍人やその家族から猛反発を受けてトランプ候補の支持率が急落しました。

クリントン:47.8%
トランプ :39.9%

9月11日の後(9.11式典の後)

9.11式典にてヒラリー氏が体調不良を訴え途中退場。車に乗り込む際に崩れ落ちる様子が動画撮影され、健康不安説が囁かれました(後に肺炎だったと公表)。これによりトランプ候補が盛り返してきました。

クリントン:44.9%
トランプ :43.9%

9月26日の後(第1回テレビ討論会後)

全米が注目した第1回目の討論会では、周到に準備を重ねてきたであろうヒラリー候補が余裕で対応。テレビ番組の司会者経験もあるトランプ候補でしたが、準備不足だったか、歯切れの悪い討論となりました。おまけに過去に連邦税を納めていなかったことも明らかにされました。

クリントン:47.4%
トランプ :44.4%

10月9日の後(第2回テレビ討論会後)

2回目の討論会も大方の見解はヒラリー勝利。トランプ候補は過去の女性蔑視発言を取り上げられ、それに応戦する形でヒラリーの夫であるビル・クリントン元大統領のスキャンダルネタを持ち出すなど、醜い泥仕合となりました。トランプの印象は悪く、ヒラリー優勢が強まりました。

クリントン:48.1%
トランプ :41.4%

10月19日の後(第3回テレビ討論会後)

3回目の討論会ではわずかに政策論争もなされましたが、ここでも政治経験のあるヒラリーが優勢。植え付けられたトランプ氏の醜いイメージは払拭できませんでした。

クリントン:48.1%
トランプ :41.9%

11月1日(ヒラリー氏の私的メール使用問題が再熱)

でました、オクトーバーサプライズ!ヒラリー・クリントン候補が国務長官時代に公務で私的なメールサーバーを使用していた問題(機密情報を漏洩させていた疑惑)で、FBIが操作を再開したと伝わったことで、一度沈静化していた問題が再熱!メディアによっては「大統領or逮捕」などの激しい論調で伝えたところもあります。

これによりトランプ候補が猛追。いろいろな世論調査を平均化させたリアル・クリア・ポリティックスの調査でも接戦となっています。

クリントン 47.5%
トランプ  45.3%

ただし獲得選挙人の予想ではヒラリー氏に軍配

直前になりトランプ候補が猛追しているものの、未だメディア報道ではややヒラリー候補が優勢です。

また、獲得できるであろう”選挙人”の予想でも、大都市圏で強い民主党ヒラリー候補が圧倒的に有利と見られています。

選挙人獲得予想

出典アメリカ大統領選挙2016 US ELECTIONS 2016/NHK(2016年11月2日時点)

※米大統領選挙は、州ごとに争われ、勝利した候補者が州ごとに割り当てられた”選挙人”を総取りするシステム。最終的に全米で270(過半数)の選挙人を獲得すると当選となります。

しかし、これまでトランプ候補は多くの劣勢報道を跳ね返して、共和党候補にまで上り詰めてきました。そこには、既存のエリート層達には見えていないアメリカ人の不満、アメリカの混乱が渦巻いていると言われます。

6月にはイギリスで国民投票で「EU離脱を決定」ということもありました。アメリカにおいても、これまでの単純な保守(共和党)vsリベラル(民主党)の戦いではなく、「内国主義の中産階級」と「国際的な知識階級」との戦いに変わりつつあります。その様はしばしば「ビール党vsワイン党」の戦いとも言われます。

混迷する現代社会、最後まで何が起こるかわかりません。運命の本選は11月8日(火)(日本時間は翌9日)です!

追記:選挙人獲得予想でも変化!

最後の週末を迎えた最終局面。獲得選挙人の予想でも若干の変化が出てきました。クリントン候補の予想獲得数が若干減少しています。

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日本時間5日午前10時30分現在(リアル・クリア・ポリティクス)

直前予想・米国大統領選の選挙人獲得予想
日本時間8日午前10時現在(リアル・クリア・ポリティクス)